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2007.12.27

ロケットボーイズ

小沢代表 謝罪明記なら賛成(2007.12.25 NHK ※リンク先記事消滅)

この中で、小沢代表は、福田総理大臣が「薬害肝炎訴訟」の被害者を全員一律救済するための法案を議員立法で提出する考えを示したことについて「薬害肝炎は政府の責任であり、本来は政府が法案を提出すべきで、議員立法は筋が通らない」と述べました。
(略)
「『すべての肝炎患者を政府の責任で補償します』と言うだけの簡単な話で、何日も協議する必要はない。政府の決断の話だ」と述べ、法案作りに民主党は参加しない意向を示しました。

<民主>「参院先議」戦略不発 衆院で「壁」破れず(2007.12.26 毎日)

 多数を占める参院で独自法案を可決して与党に突きつけるという民主党の「参院先議」戦略が、不発に終わっている。26日までに13法案を参院に提出したが、成立したのは被災者生活再建支援法だけ。年金や農業など参院選のマニフェストで掲げた法案は全く見通しが立たず、来年1月15日の会期末を前に成立は絶望的だ。
(略)
民主党の直嶋正行政調会長は26日の記者会見で「与党に早く態度を決めてもらえれば、民主党と与党の違いが国民にもわかりやすい」と嘆いたが、衆院で多数を占める与党の壁を破れないのが現状だ。

どこの我が儘な甘えんぼさんですか?というお馬鹿系ほのぼのニュースの影で、我が国が世界に誇る(はずだった)秘蔵っ子中の秘蔵っ子、世界初の液化天然ガス系エンジンを搭載するところのGXロケットが秘蔵されたまま終わるかもしれないという危機が!!

中型ロケット「GX」計画、文科省が見直し検討(2007.12.23 毎日)

 日本が初めての官民共同開発ロケットとして、2011年度打ち上げを予定している中型ロケット「GX」計画について、文部科学省が見直しに乗り出したことがわかった。

 民間が米国から購入するエンジンが、米国側の都合で製造中止となり、別のエンジンに変更、大幅な追加費用が生じることなどが判明したため。民間が費用を負担するのは難しいと見られることから、同省は国が開発主体となる新中型ロケット開発計画に変更することなどを検討しているが、計画がさらに遅れるのは必至で、日本の宇宙開発政策に大きな影響を与えそうだ。
(略)
 国内には大型ロケット「H2A」がある。今後、国の衛星は中型衛星が多くなることや、世界の商用衛星打ち上げ需要に柔軟に対応するために、H2Aの半分程度の打ち上げ能力の中型ロケットの必要性が高まっている。GXがその役を担うと目されていた。

素人の私が単なる趣味の範囲で聞き囓った話では、

 大規模: H2A(液酸・液水)
 中・小規模: M-Ⅴ(固体)

となっていたものの、大→中の間に入りそうなものがちょっとアレだよねって事もあって

 大規模: H2A(液酸・液水)
 中規模: GX(LNG)
 小規模: M-Ⅴ(固体)

という計画になって、さらに「M-Ⅴのコストもナニだしいっそ固体ロケット無くしちまわね?」「ちょっwwwそれなんてJ-Ⅰロケット?www」「ロストテノロジー化テラヤバス」などなどの検討を経て結局

 大規模: H2A(液酸・液水)
 中規模: GX(LNG)
 小規模: 次期型(固体)

となりつつ、同時に開発そのものが遅延&予算巨大化コンボをくらうという、プロジェクト管理の(あまり嬉しくない意味での)モデルケースみたいな道を辿っていたような。

これらをどうすべきかという事は私などには正直見当もつきませんが、当初計画と比較してちょっと希望がもてないISSや、なにやら内部的にゴタゴタして翼がもげかかっている「はやぶさ2」などなどとあわせて、中の人にはよりいっそう頑張ってもらい、中長期的に見てベターな選択をしてほしいと切に願います。見通しがあるなら、それに見合った金と時間がかかっても構わないから。

あ、アメリカの有人月面探査計画には関わらない方がいいと私のゴーストが囁いています。大して根拠はありませんが、ひょうたんつぎもビックリな継ぎ接ぎっぷりと新規開発てんこ盛りのリスクが余りにアレな気が。

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2007.12.24

求めよ、さらば与えられん。

世間様並にツリーなんか飾ってみたところ、娘がトコトコやってきて、「シナモロールのおいしゃさんせっと(多分これ)がもらえますよーにっ!」と柏手を打っていきました。
 
うん、言いたいことは分かるけど、それは色々間違ってるとお父さんは思うんだ。

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2007.12.20

Blenderをいぢってみる

パソコンな中の人を更新して中途半端に余ったリソースをどう使おうか考えて、フリーな3DCG作成統合ソフトであるところのBlenderをいじってみる事にしました。

実は随分昔にちょっとだけ遊んでみようとしたものの、当時は使っていたパソコンのスペックが不足していた事と、操作が全然分からなくてデフォルトで配置されている物を動かすことさえままならない、という哀しい現実の壁にぶちあたって諦めた経験があるのですが。

そんな心の傷を胸に、今回はBlender.jpJBDPのドキュメントをみつつリベンジです。誰だ、それはリベンジじゃなくてやっとスタートラインに立てただけだろと言うヤツは。

フリーなのに流体シミュレーション機能まで付いているとの事で、まずはなんか派手で格好いい気がするそこら辺をやってみようかと思います。ちなみにJBDPのここここを参考(っつーかお手本そのまま)にしてみました。

で、出来たのがこれです。
Pict

うわぉ!ボブ先生もビックリしそうなくらい簡単だったぜ!
解像度考えず適当にやったらレンダリングに30分くらいかかったけどな!

次は何か身近なものを作ってみようと思います。

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2007.12.18

大本営発表

【変】TBSの情報制限(2007.12.18 産経)

 「批判的な記事を書くのなら資料は出せません」

 ワイドショーがどんな話題を放送したかというリポートを放送時間のデータとともに、毎月文化面で掲載している「月間ワイドショー評」。内容の確認を求めると、TBSから、こんな理由で断られた。

 TBSが問題にしているのは、ボクシングの内藤大助選手対亀田大毅選手をめぐる騒動について書いた先月の記事だ。記事では、亀田選手寄りの放送をしたTBSの姿勢に対し、「反省と謙虚な姿勢が求められているのは亀田家だけではない」と投げかけた。

 その結果、「今後情報は出せない」と通告された。

 問題の試合後、TBSには1日で約1500件もの苦情が視聴者から寄せられている。視聴率さえ取れればいいという中継に対し、他局の社長からも批判の声が相次いだ。「こんな声を謙虚に聞くべきでは」と指摘したつもりだが、「局が何か放送したらそれぐらいの苦情はくるのが当たり前」(広報室)なのだそうだ。

 「ワイドショーではなく、ドラマの批判記事でも同じ対応なのか?」

 「同じです。批判的な記事になると聞いて、ビデオの貸し出しをやめた例もあります」(広報室)

検閲万歳だぜイヤッフゥウウウウウウウウウウ!!!!

 
 
死ねばいいのに。

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2007.12.13

To be, or not to be

「日本はマラソンから脱落した」 アフガン大使(2007.12.13 産経)

 「日本は国際社会とともに走るのをやめないでほしい」-。政府・与党が新テロ対策特別措置法案成立に向け国会再延長に踏み切ったことを受けて、アフガニスタンのハルン・アミン駐日大使(38)は産経新聞と会見。テロとの戦いをマラソンにたとえて、日本のインド洋給油支援活動の早期再開を求める立場を強くアピールした。
(略)
 日本の一部には、給油支援を効果的でないとする懐疑論もあるが、大使は「どんなに論議をしても、まずはレースに参加していなければ日本の姿は見えない。日本国民がテロとの戦いの意味を理解しないとは思わないが、どの国も進んで負担を分担している。国際活動に参加する、しないの違いを考えてほしい」と繰り返し訴えた。

どこぞの馬鹿どもが「給油活動をやめたからといって、日本の国際的な評価が落ちたのか。そんなことないじゃないか」とか抜かしてやがりましたが、一体どうコメントするんでしょうね。根っこにあるのは「今まで何もしてないけどまずは政権担当をさせろ」というクソ餓鬼のワガママ理論と同じ構造だと早く気がついて欲しいものです。死ぬまで無理だと思いますが。

「評価は行動の積み重ねについてくるもの」っつー簡単な話がなぜ分からないんでしょうか。

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2007.12.08

フェイク

マック改竄 テレ朝が証言者偽装(2007.12.8 MSN産経)

 テレビ朝日は7日、日本マクドナルドの調理日改竄(かいざん)問題について、11月27日放送のニュース番組「報道ステーション」に証言者として登場した女性が、番組の関係者で、当時すでに店をやめていたにもかかわらず、制服と店長代理のバッジを着けて出演していたことを明らかにした。同夜放送の番組内で古舘伊知郎キャスターは「視聴者に混乱と誤解を与えるもの。間違ったやり方だった。申し訳ない」と謝罪した。

何度やっても全然反省しないテロ朝です。日付偽造よりも報道偽造について特集組んだ方がいいのでは?

環境対策で連携強化・中国主席、小沢氏と会談(2007.12.07 日経)

 会談で胡主席は歴史問題に触れなかったという。小沢氏も中国の軍事費増強や台湾問題、北朝鮮の拉致問題などには言及しなかった。

わざわざ国会サボって何しに行ったんですかね?「我が国は今後アメリカや中国と対等の立場でフンダララ」とか言う割には、ウイグルの勉強会を中国側の要請で止めたりと、相変わらず言動が意味不明です。間違っても金印とか貰ってこないで下さいね。っつーかせめて拉致問題については何か言えよ。

それにしても、国会議員が重要法案の審議をぶっちして旅行に行った挙げ句国会が停止した件に対する追求の甘さは、単に野党をスポイルしてるだけのような。それともメディア各社では、衆院選挙期間や決算期に「1年前に計画してたから」という理由で旅行に行っても許されるんでしょうか。ステキな業界ですね。

先日の飲み会でちょっと話題に出た、メディアの中の人側の「強者と弱者がいれば、まず強者の不備を追求する」という立場は納得はせずとも理解はしますが、そこではイエロー・ジャーナリズムとの線引きがより重要になるはずです。そこら辺を情報の受け手に対して曖昧にしたまま、弱者(っぽい方)の不備をスルーするのはいかがなものでしょうか。

小沢代表 テロ法より中国、ですか(2007.07.08 信濃毎日)

 臨時国会の会期末が15日に迫る中で、新テロ対策特別措置法案をめぐる論議が一向に深まらない。原因の一つは、民主党が対案を出し渋っていることにある。党内の意見がまとまらないためである。

 民主党が検討してきた対案は、民生支援に限って自衛隊をアフガニスタンに派遣することなどを柱にしている。米軍艦船などへの給油継続を柱とする政府案に比べ、耳を傾けるべき中身を持っている。国会に出せば、成立は無理でも議論を深める効果があるだろう。

 民主党が対案を示さないままでは、会期を延長しても時間ばかりが過ぎる結果になりかねない。小沢一郎代表の姿勢が問われる。

あーそりゃ簡単な理由です。

民生支援は経済援助で言えばとうの昔(今年240億円、累計1000億円以上)からやってるアーンドISAFの後方支援ではドイツはじめ各国軍隊すらもテロの対象になってバンバン人が死んでるゆえに安全確保の問題とそれに付随して自衛隊の武装論議が不可避だからー。

こんなもん党として真面目に持ち出したら、今以上にネチネチとしたゲルの壁に包囲される事間違いなしです。

そう言えば先日の捏造ステーション報道ステーションで、「給油活動における外務省の説明では『日本だけが提供できるハイオク』と言っていたが、実体はF76(日本では軽油2号)という規格であり、これはどこでも提供できるのだー」とか言ってましたが、いまだにこんな事言ってるのかとビックリしました。

展開可能な高速戦闘支援艦の所有数と燃料の濾過装置の問題だっつー話は、メディアの中の人には届いてないのでしょうかね。

同時に「アメリカの調達価格はリッター約50円に対し日本は約79円でこれは商社の利権でフンダララ」とも言ってましたが、せめてそれぞれの調達時の為替レートや調達形態くらいは提示しないと意味がないですね。メディアの中の人が一日でも早く「定量的比較」や「統計的分析」という概念を知る事を願ってやまない今日この頃です。

サリバン先生に水の存在を教えられたヘレンケラーよろしく、日本中のメディア各社から「てええええりょよおおおお」とか「とおおおおおけえええええ」という心の叫びが聞こえる日。うむ、魂を揺さぶられる風景だ。

 
以上、ここ最近の小ネタへまとめて突っ込んでみました。

え?証人喚問が無くなった話?あれは単なるショートコントであり予定調和です。体を張って笑いをとってる人達に突っ込むってのも無粋じゃないですか。

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2007.12.07

月は無慈悲な夜の女王

中国の月周回衛星「嫦娥1号」の月面写真問題にはきれいなオチがついたようで。それにしても信用って日頃の行いの積み重ねなんですね。(棒読み)

そういえば宇宙つながりで、先日超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)の打ち上げについて発表がありました。

超高速インターネット衛星「きずな」、2月打ち上げへ(2007.12.05 朝日新聞)

 宇宙航空研究開発機構と三菱重工業は5日、H2A14号機で超高速インターネット衛星「WINDS(ウィンズ)」(愛称・きずな)を来年2月15日に打ち上げる予定を宇宙開発委員会に報告した。時間帯は午後4時27分~39分、予備期間は2月16日、18~28日。種子島宇宙センターから打ち上げられる。きずなは、毎秒1.2ギガビットの通信速度を実現する通信衛星。

本家のサイトにあるように、将来的な応用に向けた実証衛星として是非とも頑張って欲しいですねはいそこNTTサテライトミュニケーションズとかSKY PerfecPCとか縁起の悪い単語を出さないように。

それはさておき、かつて人並み程度には宇宙への憧れを持っていた元少年として、この計画について一つだけ文句を言わせて下さい。
 
 
今時このマスコットデザインはないのではなかろうか。
 

べつにこーゆーのとかこーゆーのである必要はないけれど、もう少し夢や浪漫を感じさせてくれるようなものにしてほしかったなー。

そういえば数年前JAXA相模原キャンパスに行ったとき、お土産コーナーにあるグッズのデザインにしょんぼりしたのですが、あれは改善されたのでしょうか。あからさまに子供向けなものもいいのですが、もっと大人向けの、より正確に言えばおおきなおともだちをターゲットとしたものもあってもいいんじゃないかと思います。


「JAXA刻印BOX入りKTC工具3点セット4000円」とかあったら買うぞ、私は。

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2007.12.03

5cm/sec

※微妙にネタバレっぽいので、新海誠の「秒速5センチメートル」を見たい人はこのエントリを読み飛ばす事を推奨します。(まあネタバレしたところでどうこうなるようなストーリーじゃないと思うけど)
 

近所のGEOが旧作7泊8日80円フェアをやっていたので嫁さんと久々にビデオでも見ようかと出かけたのですが、ふと我に返ったら新作扱いの「秒速5センチメートル」を抱きかかえていました。

「なんだそれは」
『彼女と彼女の猫』やら『ほしのこえ』やらの監督の最新作だよ」
「ああ、あれか。お前が好きな、BOYS BE…やANGEL BEAT的なもどかしく切ない系統の」
「いやそれはもの凄く語弊があるような」
「しかしあれらはなかなかよかったぞ。ロボットが出る(ほしのこえ)意味は分からんが」
「設定を全否定しないで下さい。これは劇場公開もされたしそういう設定じゃないです」
「確かにある層への訴求力はありそうだな。劇場公開も単館系だろ?ロードショーじゃ無理そうだ」
「またそういう微妙な褒め方を」
「いや、本当にいいと思うぞ。少なくとも宮崎駿の息子なんかより10^7倍ほd」
「ストーーーップ」

(第三話のBGMサビ)
「あー、これここで終わっても良いかも」
「おい、本当に終わったぞ」
「…あー、いや。あの、ほら、過不足無くて丁度よかったと考えれば」
「まあこれ以上は蛇足になるだろうな。それにしてもなかなか良い出来だったな」
「でしょでしょ。この人、全作品通じて”どうしようもなく離れてゆく心と心”みたいなものが主題で、今回ちょっと奇をてらった感があったりキャラデザインが少しアレだけど、相変わらず背景や色遣いが鮮やかなんだけどどこか哀しげで、男女のモノローグの掛け合いがさらに寂寥感を駆り立てt」
「とりあえずあの監督が空と雪と電車と踏切が好きなのは完全に把握した」

 
ちなみに、嫁さんが内容を知らずに勝負した「RED GARDEN」は、予想通り満場一致でお蔵入りとなりました。

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